脳内環境の異常が原因でなるうつ病|症状の特徴を知っておこう

医師

ストレスが原因の病気

男の人

精神や身体の様々な変化

現代病の代表とも言われるうつ病は性格に様々な変化をもたらします。最近まで元気に働いていた職場の仲間や家族が急に人が変わったようになってしまったらうつ病が原因かもしれません。うつ病になると仕事に対する意欲がなくなったり、常にイライラして怒りっぽくなったりします。また話し好きだった人が急に無口になり、人に会うことを嫌がり家に閉じこもるようになることもあります。そのほかに集中力の低下や何に対しても無関心になってしまうといった症状もうつ病の特徴です。うつ病はこのような精神的な症状のほかに食欲不振や倦怠感、頭痛など身体的な症状もあらわれます。これらの症状はうつ病とは気づかれにくく、ただの風邪や疲労などと誤解されることも多くなっています。そのため発見が遅れ、病名がわかった時には病状がかなり進行していることも少なくありません。病気が進行してしまうと完治までに時間がかかることもあります。うつは本人が病気と自覚していないことも多いので、周囲の人が変化に気づいたらクリニックでの診察を受けるよう勧めることも大切です。最近はある程度の規模の会社には厚生労働省によりマークシート方式のストレスチェックが義務づけられ、これは従業員のうつ病の早期発見に役立っています。うつ病の診察は精神科や神経科、メンタルクリニックなどで受ける事ができます。医師は患者との会話や様子だけでなく家族からも話を聞いて病名の判断をします。うつ病の治療は医師とのカウンセリングのほか、場合によっては抗うつ剤を使った薬物療法も行われます。抗うつ剤は脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやセロトニンを増やす働きがあります。これらの物質が増えると幸福感や意欲が増し病状が回復します。これは飲み始めてから数週間から一ヶ月程度で効果が現れてきます。しかし症状がおさまったからといってすぐに服用をやめては再発することもあります。そのため最低でも半年程度は服用を続ける事が大切です。抗うつ剤は様々な種類があり、体質によっては副作用が出ることもあります。それを防ぐため医師の指示に従ってきちんと飲むことが必要です。